• 2022/11/4

    ~年末・年始の交通事故防止県民運動~について

    本年は交通死亡事故が多発しており、10月31日現在の死者数は60人[暫定値](前年比15人増加)と、すでに前年の交通事故死者数(57人)を超えるなど、県内の交通安全をめぐる情勢は極めて危機的な状況にあるうえ、日没が早まる10月から12月にかけて、夕暮れや早朝といった薄暮時間帯や夜間に、歩行者が犠牲となる重大事故の発生が懸念されます。
    こうした中、令和4年12月1日(木)から令和5年1月6日(金)までの期間、「年末・年始の交通事故防止県民運動」が県内一斉に展開されます。
    交通事故防止のためには、一人ひとりが交通事故のリスクを他人事と考えることなく、自分のこととして強く認識し、相手に対する「思いやり・ゆずり合い」の気持ちで交通ルールと交通マナーの遵守を実践することが大変重要です。
    ドライバーはもちろん、歩行者も、自転車利用者も、一人ひとりがそれぞれの立場で「ゆずる・とまる・まもる」を心がけて、交通事故を起こすことなく、新しい年を迎えましょう。

    スローガン 「新年へ 無事故のタスキ つなごうよ」

    重点
    ・飲酒運転の根絶
    ・夕暮れ時・夜間等における交通事故防止
    ・高齢者の交通事故防止
    ・信号機のない横断歩道における歩行者優先等の徹底
    ・スピードダウンの励行
    ・運転中のスマートフォン等使用禁止の徹底
    これらの目標以外にも、組織や地域の実態にあわせ、必要に応じて自主重点目標を設定して運動に取り組んでください。
    1 「飲酒運転の根絶」に関するもの
    ◆ 飲酒運転は厳禁です。年末・年始はお酒を飲む機会が増えますが、飲む量にかかわらず「飲んだら乗るな!乗るなら飲むな!」を徹底しましょう。体内のアルコールの分解には個人差があり、二日酔いでも飲酒運転になります。アルコール検知器で確認するなど、飲酒した翌朝も注意しましょう。
    ◆ 飲酒運転は犯罪です。飲酒運転は「しない。」「させない。」「許さない。」周りの人やお酒を提供するお店の人も、一声かけるなどして、絶対に飲酒運転をさせないようにしましょう。車で飲みに行く場合は、あらかじめハンドルキーパーを必ず確保しておきましょう。また、自転車の飲酒運転も禁止です。
    ◆ 車を運転する場合、運転者にアルコール検知器を積極的に使用することで、飲酒運転を未然に防止しましょう。特に事業者は、業務に使用する車の運転者に対するアルコールチェックの義務を遵守しましょう。
    ◆ 家庭や地域、職場において、日頃から飲酒運転の悪質性や危険性、飲酒運転が引き起こす事故の悲惨さや責任の重大性等について話し合い、飲酒運転を根絶しましょう。

    2 「夕暮れ時・夜間等における交通事故防止」に関するもの
    ◆ 日没が早いこの時期は、夕暮れ時・夜間に歩行者が被害に遭う事故が多発しています。夕暮れ時や夜間に出かけるときは、歩行者も自転車も、夜光反射材やLEDライト、明るい目立つ色の服を身につけて自分の存在をアピールしましょう。
    ◆ 車と自転車は「午後4時からのライト点灯」を心がけ、先行車や対向車等の状況に応じてハイビームを活用して、横断者や道路状況の早期把握に努めましょう。

    3 「高齢者の交通事故防止」に関するもの
    ◆ 高齢者の皆さん、道路を渡ろうとして危険な目にあったことはありませんか。年齢とともに歩く速さも遅くなります。自分では「まだ遠くにいる」と思っていても、車は予想以上の速さで近づいてきます。
    ◆ 道路を渡るときは、しっかりと安全を確認して、無理に渡ることなく車が完全に途切れるのを待ちましょう。少し遠くても必ず横断歩道を渡りましょう。斜め横断、車両の直前直後の横断、横断禁止場所の横断は大変危険です。特に、片側2車線以上の多重車線では、信号機のある交差点の横断歩道を利用しましょう。
    ◆ 「まつ」、「みる」、「むりせず止まる」、「目立つ」、「もっと知る」。ご自身の体の変化をよく知り、無理のない、安全な行動をしてください。

    4 「信号機のない横断歩道における歩行者優先等の徹底」に関するもの
    ◆ 横断歩道の歩行者優先は運転者の義務です。ドライバーの皆さん、横断歩道を渡ろうとしている人や横断している人がいるときには、必ず一時停止して、進路を譲りましょう。
    ◆ 横断歩道の道路標識や予告標示(ダイヤマーク)に注意しましょう。横断歩道の目印です。
    ◆ 歩行者の皆さん、横断歩道が近くにあるところでは、左右の安全をしっかり確認して横断歩道を渡りましょう。信号機のある横断歩道では、信号機に従い横断しましょう。
    ◆ 歩行者の皆さん、横断歩道を渡るときは、「アイコンタクトを送る」「手を上げる」ことで渡ろうとする意思を運転者に示しましょう。

    5 「スピードダウンの励行」に関するもの
    ◆ 速度を示す道路標識や標示を確認しましょう。最高速度の範囲内でも、住宅街の細い道や通学時間帯といった道路や交通の状況、天候や視界などに応じた安全な速度で運転しましょう。
    ◆ 車は急には止まれません。危険が発生したときに安全に停止できる速度で運転しましょう。高速道路や雨天といった道路や気象の状況に応じて安全な速度で運転し、合わせて車間距離を十分とりましょう。
    ◆ カーブでは、車が外に飛び出そうとする力が働きます。手前で十分減速しましょう。

    6 「運転中のスマートフォン等使用禁止の徹底」に関するもの
    ◆ 運転中にスマートフォンや携帯電話を使用する「ながら運転」は、周囲への注意が散漫になり、他の車や歩行者の発見が遅れるなど大変危険です。ハンドルを握ったら、運転に集中しましょう。
    ◆ 運転中のスマートフォン等を手に持っての通話や画像を注視する行為は禁止されています。スマートフォン等は安全な場所に停止してから使いましょう。
    ◆ 岡山県警察本部のYouTube動画は ⇒ [ コチラ ]

    7 その他
    ◆ 交通ルールは全国共通です。一人ひとりがルールを守り、相手に対する「思いやり・ゆずり合い」の気持ちで「ゆずる・とまる・まもる」といった交通マナーを実践して、交通事故を防ぎましょう。
    ◆ 交差点等を右左折するときは、その手前30メートルから確実に合図を出しましょう。信号待ちでも合図を出しておきましょう。また、車線変更・進路変更をするときは、3秒手前から確実に合図を出しましょう。
    ◆ 違法駐車は渋滞や交通事故を引き起こすことがあります。「ちょっとの間だけ」と軽い気持ちで駐車したあなたの一台のために、みんなが迷惑してしまいます。
    ◆ 一人ひとりがマイカーの使用を控えることにより、交通渋滞が緩和され、交通事故の防止にもつながります。公共交通機関の利用に努めましょう。
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